飯田研究室

 
 


近年、高効率に薬剤をスクリーニング(探索)するシステムの開発が精力的に行なわれています。しかし、薬剤スクリーニングにおいて最も重要な点は、どのようにして、目的の薬効を評価するかということです。薬効の評価法が変われば、得られる薬剤の性質も全く異なるものになるといっても過言ではありません。私は、酵素阻害剤をターゲットとして、より持続性のある、実質的に有効な薬剤開発のための評価法を開発し、その阻害剤のスクリーニングを行っています。具体的には、チロシナーゼ阻害を評価した美白効果を有する物質やウレアーゼ阻害を評価した抗ピロリ菌剤のスクリーニングを行っています。また、植物の有する有用な機能を利用することも試みています。

 

教員メッセージ